2023/02/20 12:32

 よく「(私の)名前になみが入っているの??」って聞かれますが、
実は私の名前に「なみ」は入ってなくて、ここでエピソードを書きますね。

もともと「Namino-o」は、「波の緒」と書きます。
これは2017年の当時、スワロフスキーのデザインコンテストで出した「作品名」になります。
ブランドを立ち上げる前までは、ビーズの技術や芸術を披露するコンテストに応募することが多くて、
その中でもスワロフスキーのデザインコンテストは私の大好きな「スワロフスキー」を使うということで
ものすごく気合いが入ってました。
お題は「夏」。毎年発表されるその年の春夏の新色を1色以上使い、さらに作品の70%以上にスワロフスキーを使うことが条件でした。

コンテストの種類によっては規定のないもの、「お題」がないものもあるのですが、スワロフスキーについては
かなり厳しい「規定」がありました。

厳しい既定の中、3色の新色を見た時に「海で波を表現できないか」と閃いて、そこから作品製作がスタート。
かなり「波」を表現するのに苦労した記憶があります。
で、なんとか「波」を表現し、波の間を泳ぐイルカを作り作品を完成させた後、「作品名どうしよう。。」となりました。

海の雑誌や写真集なんかを見る中で、「波の緒」という名前が目に飛び込んできた時「これだ!!」と決めました。

その後、その作品はコンテストで「技術賞」をいただくことができ、当時メチャクチャ嬉しかったのを覚えてます。
何度も受賞者の名簿を確認し、自分の名前があることに喜びを感じてました。

当時はよくコンテストに応募していたのですが、鳴かず飛ばずだったんですよ。
有名になりたい!とかビーズ誌に名前を載せたい!とか野望というか、今思い返すと「私を見てほしい。そして認めてほしい!」
という思いが強かったんだど思います。

当時、いろいろ自信がなかったんだと思います。だから「賞」に執着したというか、目に見える形での「何か」が
欲しかったんだと思います。

そんな風に思っていた中での「技術賞」受賞だったので、他の作品よりずっと思い入れのあるものとなりました。

そんなこんなでブランドを立ち上げるとき、「ブランド名どうしようかな?」と考えたわけです。
いろいろ案はあったけど、だいたいの名前はすでに使われてて使えなかったんですよね( ;∀;)
英訳、フランス語訳、造語etc・・・どれもダメで頭を抱えてました。

で、そんな時に「なみのお」を思い出したんです。
「なみのお」という響きもいいし、私にとってすごく思い入れのある作品名でもある・他のアクセサリーブランドと
名前が被らない、というわけで「なみのお」になりました(*^^*)

ここから「なみのお」をローマ字にして「Namino-o」にしたわけです。

長くなりましたが、どうでしたか?
最後まで読んでいただきありがとうございました(*^^*)
最後に当時の作品を載せておきます♪